小さい子供達は、先ず一緒に遊びながら兄弟のように仲良くなって、突然ある玩具 のため喧嘩したり、この玩具を壊したりしてしまう事があります。実に、この玩 具は余り必要はないけれどなぜか両者はまた仲良くる事が出来ないのです。一緒 に楽しんで遊ぶかわりに、何となく言い争ってしまい両者は玩具を無くします。 プライドは謝る事を邪魔するわけです。
     私が話したい問題はこの子供達の喧嘩に似ていると思います。日本人はこれを 「北方領土問題」と言っていますが、ロシア人は「クリール諸島の問題」と言っ ています。
     勿論、土地は玩具ではないけれど、ロシアも日本もこの子供達のように甘えてい ると思います。
     普通ロシア人と日本人が会って、話しをする時、このもんだいについて話し合う 事を避けるような気がします。このテーマは禁止のようです。「このような論争 は始まるところ、直ぐ強い握手と率直な微笑を忘れた方がいい」と理解するでしょ う。これが私はこの問題を日本人こそと相談したり可決を捜したりする事はない という理由でしょう。けれども私は、ときとしてロシア人も日本人も「お互いの 意見を理解する事ができない」と思っているような気がします。
     おそらく、ある者は「政治家が北方領土問題を解決しなければならない」と考え ているでしょう。しかし、私達は一緒に出来るかぎり努力しなければ何も変わり ません。
     互いに関心があって、運命の通りに味方であるべき二つの民族が戦争したり長い 間敵であったりした事があります。
     次に、翻訳した「撃つな」と言うユーリ セーヴチュクの歌が戦争の時代が二度と かえらないように少しでも役に立てばいいと思います。
  撃つな。
  雀を撃つな鳩を撃つな、理由はないのに撃つな、
  少年よ、百発百中を他人に自慢するな。
  朝から晩まで撃って、名誉を得て、人を驚かした。
  笑いながら射的を撃っていて、他者は『成功者だ』と言った。
  撃つな。。。
  ある時、 夢を実現して、彼が戦争に行けた
  結局 家に帰ったときすべての名誉を捨てました
  だれかが戦争を覚えたときかれが遺児を火の酒で殺した
  あの奴の叫びが聞えたようだ、奴は『撃つな』とだけ祈った。
  撃つな。。。
     現在、子供達が成人になって甘える事を止めた方がいいのではないでしょうか。 私達は運命を自分で選びます。自分の子供の将来もこの解決方によって違います。 今、一様に歩み寄りを選ぶ時代になって、また率直で強い握手をして欲しいです